toggle
blog
2023-10-02 | blog, SKIN-POP BOOKs

末っ子オメガ、獣人王の花嫁となる

角川ルビー小説大賞、読者賞をいただいた「末っ子オメガ、獣人王となる」が9月29日に無事発行いたしました。
受賞時に一応完結していたのですが、文庫本のためにがっつり書き直しました。
多分、4万文字くらい削ったり書き足したりしていています。削った分も好きなエピソードは書き直して電子書籍版の特典としていただきました。
今これを書いているのは発売から4日ほど経っていますが、ネットで色々感想なども上げていただいて、おおむねご好評いただいているので嬉しい限りです。

こうして本屋さんに並んで感無量ですが、個人的に一番うれしかったのは担当編集様の「次の本のご相談もしましょう」という一言でした。
ああ、次も書かせてもらえるんだなぁと思って、本当にうれしかったですね。
今、次はどんな話を書こうかと、ネタ出し&プロットまとめをしています。

商業出版の営業力の凄さも実感しています。
今回本当にいろいろしていただいて、ブーストかけていただいたので、いつか自分の力で貢献できるようになろうと思いました。

そして、最大の感謝は手に取ってくださいました皆様に。
本当にありがとうございました。
また次回作でもっと精進してお会いできますよう頑張ります!

2022-11-16 | blog, Epicurean's memo

劇団5454公演 ビギナー♀千秋楽観戦記!(ネタバレあり

 終わってしまった。

 千秋楽を観劇し終えて、劇場を一歩出るといつもそう思う。
 照明のついた舞台を見つめていた楽しい時間は終わって、駅に向かう人の流れの中、自分の生活に戻って行く。
 何とも言えない侘び寂びのようなものを感じながら、バッグに入ったチケットの半券とパンフのことを思う。楽しかった舞台は流れ去る時間のように消えてしまったわけではなく、これを観劇すると選択した私の中に残り私を構成するものとなったのだ。

 いいお話でした。

 ビギナー♀自体は過去のオムニバス公演「カタロゴス 青についての短編集」の中から掬い上げられた一編だ。
 物語の主軸は変わらない。オムニバスの一編から掬い上げられて、より磨かれて輝きを放つようになった。
 正直、カタロゴスの時はコールドベイビーズってお話の方が好きで、ビギナーはちょっと苦手な話くらいだった。苦手とはいっても、なんというか女子の黒歴史のようなものを感じて共感羞恥でもだえ転がるような苦手さだった。
 でも観ちゃうんだ。そう言う癖のある物語だった。

 ところが、今回この一編が掬い上げられて「化けた」。
 少し物悲しくて、でも頑張ってかなきゃなと思うような、日常のじんわりとしたお話ではなく、沢山の人間が輝きを取り戻してブレイクスルーを遂げて行く物語に変わった。

 まさしく「青春」と言う「青臭くて」「恥ずかしくて」「楽しくて」「パワフルで」「前に進む」物語になっていた。
 前楽のフリートークで春陽さんが「青春って「俺たち最強!」って言う感じ」と言っていたのがよく解る。
 共感羞恥に悶え転がりつつも、キラキラしちゃってみたくなる。
 そんな「極上の少女漫画」と仕上がり、2時間10分を彩っている素敵な舞台だった。

 で、少女漫画感は前回の観戦記で書き倒しているので、今回はネタバレありつつ3チームのお話を描きたいなと。
 ビギナー♀は3チームというか3世代というか3つのグループと世界から構成されている。
 まずはエモさ爆発「すすぎの高校演劇部」。
 高校演劇部の部員たちが融通の利かない顧問に定期公演の許可を取るために苦戦する物語。
 よくあるよね~と言う話なんだが、この物語がビギナー♀の世界に組み込まれると滅茶苦茶エモい。
 最初は三世代構成の若年部門だなとくらいしか思わないんだが、物語が進んで行くにつれてこの子たちこそがビギナー♀の主軸であり、世界の表現者であると解る。
 大人から見たら恥ずかしいほど青臭くて、でもパワフルで、多分3チームの中で一番最強。
 部員たちがやりたいという人生像を顧問の栄二先生が「恥かくのわかってて、止めないわけないだろ」と言っていたが、その恥こそが青春であり、このビギナー♀に登場する人物たちのすべての胸にあるものだ。
 高校生部員たちを見て「懐かしい」「うらやましい」と思う大人たち、そんな大人たちに代ってひたすらに先に進もうとする部員たち。
 そんな全体との関係性がめっちゃエモい。メタくてエモい。
 この物語の中で個人的に一番好きなユニットでした。

 そして、そんなメタくてエモい演出の中、今回のタイトルにも触れているビギナー♀チーム。
 高校演劇の次はJDのバドサー。バトミントンよりおしゃべりに夢中で、演劇部部員より少し大人な分、やる気やパワーだけではない気怠さを含みつつあるメンバーたち。
 高校生たちが打ち破らなきゃならないのが先生と言う大人なら、メンバーが打ち破るのは変化。
 大人になりたくないと言うほどでもないが、楽しい今と居場所を失いたくない。
 高校の時に先生を打ち破って手に入れた居心地の良い楽しさ。
 卒業という流れに背中を押されて、それでも今と言う居心地の良さにしがみつく。
 でも、そんなにいつまでもしがみついていられない。変化は怖いが思い切りをつけて先に進もうとして……ケンカして、いろんなものを壊してしまう。
 このあたりの女の面倒臭さが上手に描かれていて、一瞬イラっとするけれど、気が付けば応援している。
 友達ってクッソ面倒くさい時があるけど、でもトータルで見たらいい奴だし好きなんだよね。
 そんな微妙な機微を感じつつ、大人の面倒臭さと子供の不器用さみたいなものをポジティブに輝かせている。
 このチームで印象深いのは、みんなと喧嘩してはなが公園でぐだってた時に、健がはなを励ましつつ恋心を露わにしようとすると「それ以上言わないで」と花が止めるシーン。
 すごく解る。これこそがチームビギナーの世代が一番怖がる変化。
 はなは健が嫌いなわけじゃない。ウザいけどちょっといいやつくらいには思ってる。幼馴染でずっとこのつかず離れずでやってきて、この今が居心地良いのに、健はさらに進もうとしてくる。
 はなはそれが怖い。
 これはこのチームビギナー全体を象徴するようなシーンだと思ってる。
 背中を押され、進みたくないのに変わらなくちゃならない。今の居心地よさを未知の世界へ卒業しなきゃならない。それは前進だけど……不安だ。
 なんか自分が19歳の時を思い出す。
 今思わば19歳から20歳なんて大した変化はない。でも当時の私は20歳が怖かった。成人するのが嫌だった。今の世界が終わってしまうような気すらしていた。
 そんな自分とはなが重なる。
 はなはぱっと見わがままで嫌な女に見えそうだけど、多分、学生時代に一緒にいたらケンカしながらでも友達になってると思う。奈津子のような寄り添い方はできないけど、面倒くさい女だな! と切れながら、でも気のいい友達でいるんじゃないかな。

 最後? はチームワカバ。都落ちしそうな元OLの杏奈を軸にスナック若葉に集まる同級生たちの物語。このチームのエモさは、チームビギナーとは別軸にありながらも、彼らの未来でもあるように思える。高校を卒業して、大学生になって、さらにその先に進んだ大人たちの物語。
 大人になって、ある意味誰かに何かを強要されるような束縛が無くなり、そこに居るのも先に進むのも自由。いつまでもここに居たい。ずっとずっとバドミントンしながら楽しい仲間と一緒に。
 女子大生よりはるかに気怠く熟んで行く大人。
 ここにも変化へのストレスが存在する。
 付き合いが長く、同棲が長く、結婚できないあるあるみたいなカップルの梢とカズキ。
 子供時代からなんとなく続いているいろんなストレスの正体が「変化」であることを梢は自覚している。
 結婚して居心地のいい関係が変わるのが怖い。
 面白いのはこれを自覚してるのが梢だけで、相手のカズキはなんとなくなんだよね。
 鈍感力MAXなカズキは毎日が楽しそう。それとは対照的にストレスの正体を知っている梢は葛藤を続ける。好きだけど、独占したいけど、結婚して変わるの怖い。結婚に踏み出そうとしたら、もしかしたら変化を嫌がって結婚もできずに終わってしまうかもしれない。
 そんな中にカズキのもと憧れの人杏奈が都会から帰ってくる。
 劇中では杏奈が変化につかれて都落ちしてくるんだけど、梢から見たら杏奈は強制的に変化をもたらそうとしてくる存在。カズキの憧れの人と言うだけで、カズキが杏奈を選んでしまったら、強制的に関係が変化してしまう。
 それなら自分で打ち破る! とばかりに自分からプロポーズして、カズキとの関係を前進させようと決める梢。
 チームワカバの物語は都会で上手く行かずリセットしたくて故郷に戻る杏奈の前に進むための物語でもあるけれど、同時に高校時代からずっと続いている変化への怖さに打ち勝とうとする物語でもある。
 それが梢の物語なのかなと。
 高校からってのもエモいですよねw
 そこに高校演劇部の顧問である栄二が関わってくるのもメタい。
 高校生たちが打ち破れていない大人代表の栄二が、大人たちの中で「頑固ジジイ」と打ち砕かれてしまうののがなんともメタい。ぐるっと巡ってつながる物語のギミックの面白さでもありました。

 そんなメタくてエモい物語は柔らかくさらに先に続く姿を見せて幕が下りる。

 話に落ちがないわけじゃない。試合のこと、生活のこと、定期公演のこと、いろんなことが走馬灯のように美しく流れて、そこにあって、それぞれが彼らを構成して、そして先に進んで行くのだという物語。
 集団劇の醍醐味だなと思うような沢山の登場人物たちそれぞれの物語が丁寧に描かれ、それを糸を撚るようにまとめ上げ、観ている人たちの中にそれぞれの答えを芽生えさせるようなお話でした。
 芝居が終わって、電車で帰る途中で、あの子あの後どうなるのかなぁと考えるのも楽しい。

 そしてツイッターで春陽さんが呟いておられましたが、「終わりの寂しさを感じ始めてからがこの作品の真骨頂です。」と言う言葉。
 先に進むために打ち破った先で、ほんの少しだけ「元居た場所」を振り返ったときに感じる寂しさ。
 変われたんだ! 進めたんだ! と言う喜びと充足と同時に、選ばなかった選択肢や選んで手放したものを思う侘び寂び。
 終わる前から、芝居中から、終わった後まで味わえる。
 本当に素敵な物語でした。

 ここからは個人的な解釈感想から、超個人的萌え萌えになるのですが、とある方に「栄二先生のドSっぷりが好きでしょ!」と言われましたが、ええもちろん大好物。と言うかわかってる!好きです大好き。今からざっくり12年前に春陽さん率いるPU4484のアスターサービスで小山さんを観た時から春陽さんの書くドS男は大好物ですありがとうございます。
 ……と気色の悪い早口でまくしたてそうになるくらい好きですw
 窪田さんの栄二、いいキャラでした。好きです。

 でも、今回最高に好みだったのはもう一人いらっしゃって、岡元あつこさん演じるスナック若葉のママ・燈子さん!
 好きなんですよ。こういうママっぷりの良いママって!
 一見滅茶苦茶、時に大人びて、でも自分に正直で「今を生きる」女。
 ビギナー♀で三世代がクロスオーバーしながら紡がれる中でも燈子さんは一番最年長で、でも一番気持ちが若くて青春の象徴である「私、最強!」である。
 いいじゃん、いいじゃん、最高じゃん。
 そして同じくアラフィフ世代である私。トゥナイト2で女子大生レポーターだったあのTVで観てたあっちゃんのエモさよ。
 めっちゃ元気貰って劇場を後にしましたw

 若手チームも良かったんですけど、どうしても大人なので大人に感情移入しがちですw

 まだ配信アーカイブで見ることもできるので、もう一回くらい振り返りたいなと思いつつ、思ったときに書きなぐり個人的趣味と勝手解釈100%の観戦記をお届けさせていただきました。
 次の公演はまだ発表もありませんが今から楽しみな私ですw

 次回も劇場でお会いできますことを祈りつつ。
 劇団5454 2022年秋公演「ビギナー♀」お疲れ様でございました!

マチネとソワレの合間に…

時間って物理学なのよね。
アインシュタインは相対性理論を作り上げ、スポットライト理論はそこに矛盾を生じない時間理論のひとつ。
そう考えると難しいけど、今回のお芝居はそこの美味しいところをライトに拾い上げて組み込んでいる。
スポットライト理論を知ってからこのお芝居を見るよりは、このお芝居を見てからスポットライト理論を知ると「こういう解釈もあるのだなぁ」とすとんと落ちるものがある。
人間は知識欲を満たされることに非常に喜びを感じる。

今の自分は自分が選択し続けた結果の集合体であるという事は、自分を肯定する材料にも否定する材料にもなる。
自分で選択したと言いつつ、誰かに選択させられたと言いたいのが人間であるし、そう思わなきゃやってけない現実もある。
でも、大抵のことは自分で選択した結果だ。
誰かの言うことを聞かされたという事すら、聞かされることに抗い拒否できなかったという自分の結果だ。
そういう風に考えると卑屈になるし、しんどい。そうじゃない。アレは○○の所為で私の所為じゃない。

上手くいった結果だけを自分お手柄にして生きて行くという選択もある。
でも、正しくは「選択の結果の集合体」が自分なのであって、誰が選んだのかなんて関係ないのかもしれない。誰かが選んだ、誰かに選ばされた、自分で選んだ、そうだ、そうじゃない。いう事はいっぱいあっても結果の集合体が「今」だ。

芝居を見て思う。

人間は何のために選択するのか?
それは前に前進するためだ。
昔のバラエティー番組なんかであったような選択肢の書かれた扉に体当たしてぶち破って先に進むようなものだ。
その先が柔らかなクッションであっても、どろっどろの泥沼であっても、それが選択の結果であって、良くも悪くも先に進んでいる。
そして、扉の前で躊躇って立ち止まっているうちは先に進めない。

子供たちはたくさんの大人からの規制に縛られている。それを打ち砕くために先に進もうとする。
自分たちの前には先生という壁がしっかりとあって、そこに苦難を感じながらも何とか打ち砕こうとする。
もう少し大きくなると変化というものが自分の前に立ちはだかる。
先生はもういない、制限する大人はもういない、だからと言って自由ではない。乗り越えなくちゃいけない壁は見えないものになっただけ、今を捨てて先に進まなきゃいけないと言う状態になる。
少し後ろ向きな前進だ。
すっかり大人になると、その傾向はより強くなる。
もうそこにいてもいい。自分は立ち止まって歩かなくてもいい。
居心地の良い場所を卒業しなくていいし、嫌なら好きなところへ行っても良い。
それでも人は進む。選択して先に進む。

ずっと大人になって後ろを振り返ると、人生なんてブレイクスルーの連続だ。
なんだかんだ言って選択してしまうのだ。そこに停滞するという事すら選択なんだ。

こうして時間は積み重なってゆく、それらはすべて過去でありながらそこに存在する。
流れ去り消えて行ってしまったものではなく、そこにあり今を構成している。

そう言った沢山の「選択」を身にまとって、先に進む物語を劇場の客席から見つめている。

人生だなぁ。
そして、人生の中で輝く何かが青春なんだなと。

そんなことをつらつらと思いながら劇場前のカフェでこれを書いている。
この後は千秋楽。最後まで楽しんで輝きを眺めてきたいと思います。

2022-11-09 | blog, Epicurean's memo

劇団5454 ビギナー♀初日観戦記!(ネタバレなし!

面白かった!

めっちゃ語彙力死んでますが、いろんな意味で面白かったです。
もう観劇久しぶり過ぎて2時間耐えられるかと思ってたけど、一瞬でした。楽しくてあっという間。
初日なのでネタバレはできませんが、一言でまとめると「少女漫画」でした。
女の子たちの胸の奥にあるドロドロしたものをキラキラさせて魅せてくる。
恋だの愛だのだけじゃない。でも、ものすごく愛。
女子大生バドチームとスナック若葉の常連と高校演劇部という、一見何の接点もないような三者のそれぞれの物語が最後まで見ているとすっきりまとまっていく所は観終わってすがすがしい気持ちになるくらいでした。

たくさんのドロドロしたキラキラがクロスオーバーしながらラストまでビシッと結びつく構成はさすがの一言でした。
開場の時に春陽さんにご挨拶できたのですが、その時に懐かしい感じのと言っていたのがすごくよく解りました。懐かしいPU4484時代に観てた構成とギミック。でもお話は最先端ただいまバリバリの春陽さん。
ト音の初演の時にも感じた良い意味での「劇団5454の化けた姿」を見せてもらえたと思います。
ト音の時のように一人を深堀して、小人数で魅せる物語も面白いけれど、今回みたいにまるで群舞のような大所帯でありながら一人一人がしっかり輝いて見せてくる物語というのも面白かったです。
これはどっちがいいとかではなくて、こういう技法なのだけれど、そういう劇団5454には今まで薄かった技法を乗せてきたなぁとワクワクしてみてました。

これはPU4484時代には結構よく見てた構成なんだけど……
劇団として立ち上げたときにト音のようなスタイルに化けて、それで私は固定のキャストでやるメリット満載のこのスタイルはいい意味で化けたなと思ってました。
でもここにきてPU4484時代に魅せてきた沢山の人たちが紡ぐ物語をまとめ上げるというスタイルになったのもいい変化だと思うのです。これは少人数では難しい観てる人たちに怒涛のエネルギーを投げかけてくる技法だと思うんだけど、単純にごり押しなのではなく、一人一人を少し軽くすることでパワーの強さが心地よいというか、ストーリーも入るし、キャラの魅力も感じるし、心の中にあるものにも刺さってくる。
この辺の加減の巧さが春陽さんのテクニックだなぁと思ってみていました。

メンバーが変わって、いつもの顔は確かにいなくなってしまって、さみしいなと思うこともあるのだけど、でも、それを超えるところへ持ってきたなぁと観て思いました。
劇団として積み重ねてきたものは受け継がれているし、でも、今のキャストでできるベストを作ってきたって感じでした。

だから、本当に面白かった。

女の子の良いところも悪いところもドロドロしたところもサバサバしたところもガッツリ引きずり出してキラキラさせて魅せてくれます。
共感したり、黒歴史えぐられたり、こんな経験もしてみたかったなと思ったり、まだまだ楽しいこともあるよと思ったり。
難しく考えなくても、色々感じさせてくれて、ああ、お芝居見るのって楽しいなぁと思える一作だと思います。

今回は初日なんでお話のことを喚けないのが本当に残念!
仕事の都合で次は千秋楽になってしまうのだけど、千秋楽にはもうちょっとネタバレしつつストーリーについて語りたいです。

キャラクターも懐かしい感じのする人物もいれば、今までの春陽さんのお芝居では珍しいなと思う人までより取り見取りでしたし、お話もビギナー♀自体は一度見ているお話なのに真新しく楽しく見れました。

というわけで、今回はネタバレなしの観戦記でしたが、こちらの公演は2022年11月13日まで池袋あうるすぽっとで絶賛上映中です。
もし、私のつたない叫びに少しでも興味を持っていただけたら、足を運んでもらえるとツイッターで私が喜びますw
いろんな人の感想読みたい!w
私もまた書くから!お芝居楽しいで盛り上がりたいのです!

ぜひ、劇場で観てほしい一作です。

よろしくお願いいたします!

劇団5454「ビギナー♀」 池袋あうるすぽっとで11月13日まで
詳細は公式WEB(http://5454.tokyo/)へお願いいたします!

2022-10-25 | blog

御礼とご報告

第23回ルビー小説大賞・受賞者発表

先日、SNSではご報告させていただいたのですが、こちらでも改めまして。
カクヨムで掲載しておりました「末っ子オメガとバケモノの獣人。」を投稿いたしましたところ、なんと、KADOKAWAルビー文庫主催のルビー小説大賞で読者賞を頂きました。
こんなニッチな世界の話が賞を頂けるなんて! と非常にうれしく思っております。
これも日ごろからの皆様の応援のおかげです。
本当にありがとうございます!
またこちらのお話は改稿の後、出版も決まっておりますので、またご報告できる時期が参りましたら告知させてください。
先ずは心からのお礼を。

本当に、本当にありがとうございます!

貴津 拝

1 2 3