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2016-05-29

劇団5454 第9回公演 カタロゴス~「洗」についての短編集 観戦記

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当然観に行きます。我が人生イチ推しの劇団5454様の第9回公演「カタロゴス~「洗」についての短編集」!
ホント、観れて良かった。これ観れなかったら後悔でハゲ散らかす! 千秋楽終ったら死んでもいい!
というぐらい良かったです(はぁと)

でもそれじゃ何にもわからないので、どのくらい良かったかということを書こうと思います。

まず、初めての人にも優しいけど、過去作を観ている人にはどこか懐かしい芝居でした。
キャラとか設定とかがいろいろ持ち込まれてスピンオフ風なところもあるんだけど、個人的に何が懐かしいかというと、最近は聞かせる会話劇的なお芝居が多かったんですが、今回はやや抒情的感じさせるお芝居だと思うのです。
内容的にはとってもボリュームがあるのですが、すべてを細かく追わなくても、きちんと世界が頭の中に滑り込んでくる。
関さんが好き! この世は関さんを中心に回っている! と私は常々思っているのですが、そうやって関さんだけをラブラブ追っかけてみていても、気が付けばカタロゴスという小作品の集合体の中に入り、そしてそこから派生するほかの物語へと入れます。
特別長いセリフもないのに、人々の喜怒哀楽を見て物語が紡がれてゆく。PU4484ではよく観ていた春陽さんお得意の演出で来たなぁと思ってみました。
ルームシェアとかをちょっと思い出すような構成で、難しくなく、楽しめるいいお芝居だと思います。

そして、毎回、観終って劇場を出ると心に残るものがあるのですが、今回は持っていたものを洗い流してもらったような気持ちになります。
特別嫌なことがなくったって、人間生きていればゴミもたまる。そんな不要なよどみをきれいさっぱり洗ってもらって、明日から頑張るかー! という気持ちにさせてもらいました。

それはもちろん物語の内容にシンクロしますし、そこで繰り広げられる登場人物たちがきれいに洗い流されて行くのにシンクロしたからこその効果。
初見の方やあんまりお芝居を観てない人でも、そういう楽しいお芝居の感じ方を教えてくれる作品です。

ネタバレなしだと抽象的なことしか書けないのですが、でも、きっと、なんとなくみんな感じてる事なんじゃないかなぁと思います。

明日ももちろん全力で観劇でございますが、とりあえずこれから観に行く方に超個人的お勧めはやっぱり関さん演じる七海さんですよ!
もう目のやり場に困ってガン見しちゃうくらいサービス満点です!
本日ソワレは最前やや上手寄りだったのですが、もう! もう! すみません! ごめんなさい! ありがとうございます! 明日から頑張れます! って感じです。
いやあれ、マジで目のやり場に悩ましいですw ランドリーシンドローム以来のサービス関さんでした。
あと、早く帰れる日の歌は積極的に職場で歌っていこうと思います!(マテ
まあ、七海さんと同じような仕事してるんで、あんな感じなんですよね。ホントw

日曜日もマチソワ観戦ですが、早くもうずうずしてくるぐらい楽しみです。
今夜は早く帰れる日の歌を歌いながら寝ますw

お休みなさいませ。また劇場でお会いしましょう!

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